2015年12月5日土曜日

★新入庫情報★


おはようございます!




 今回はスペシャルモデルを入庫しました!

『599GTO』です!

非常に珍しく、また素晴らしいモデルですね。









もともとは2006年のジュネーヴ・モーターショーにて初披露された599GTBフィオラノというモデルがありまして575Mマラネロ の後継車種であり、
フェラーリのフラグシップを担うFRの2シーターグランツーリスモでした。








5,999ccのエンジンを搭載することから「599」の名称が付けらました。
スタイリングは、かつてピニンファリーナに在籍していたジェイソン・カストリオタが手掛けています。フィオラノとは北イタリアはモデナ県フィオラーノ・モデネーゼにあるフェラーリの
テストコース、フィオラノサーキットが由来です。


GTOはこの599の限定モデルとして登場しました。サーキットで培った技術を搭載したフェラーリ最高峰のスポーツ・モデルです。








599 GTO に搭載した多くの斬新なソリューションは、マラネッロの技術者たちが 599XXの開発・製造で得た経験に基づくものです。実験的なプロトタイプ車輌 599XX を公道仕様のGTとしてホモロゲートすること。こうして『GTO』という伝説的なネーミングが 599台の限定モデルで復活したのです。フェラーリのレーシング・テクノロジーを凝縮した 599GTOは、フィオラーノ・サーキットにおいて、1 分 24 秒というラップ・タイムを記録しました








599XX は空気抵抗の増加を抑制する一方で、強力なダウン・フォースを獲得しました。この秀逸なエアロ・ダイナミクス技術を踏襲した 599 GTO のダウン・フォースは実に、144 kg (時速 200キロ時)。前面投影面やボディ・サイド形状の検討、フラット・ボトム化、冷却システムへの気流導線マ
ネジメントにいたるまで、徹底的にエアロ・ダイナミクスを追求しました。
ブレーキ・ディスクとブレーキ・パッド、さらにはドーナツ形状のホイール・カバーも例外ではなく、ホイール・アーチからの排出気流を利用して空気抵抗を軽減しました。
フロント・スポイラー下側に設置したウイングは、ボディ前部のダウン・フォースを増加させるとともに、オイル・ラジエーターを冷却する空気流入量を増加させました。
ドア・シルのデザインを含め、フロント・ホイール前方に設けたディフューザーと、2つの曲線で構成するリア・ディフューザーは、ボディ下面の空気抵抗を軽減しながらダウン・フォースを最適化する役割を担います。
車輌のノーズは、フロントで生成された後流の幅を狭くすることを目的としたデザインを採用、空気抵抗を低減します。両側面には、アンダーボディの中央部分の効率を向上させる非常に特徴的なカナードを備えた新シルデザインを採用しました。
アンダーボディ本体は新型で低められたフロントセクション、および新型ダブルカーブ・ディフューザーを装備してます。








また複合素材やレーシング・テクノロジーから生まれたパーツを多用することで軽量化を課題としました。599 GTOは、ベース車輌であるこの 599 XX から多くの軽量化技術を継承しました。ボディを構成するアルミ素材の再検討に始まり、薄型ガラスを採用したキャビン、ブレーキとトランス・ミッション、排気系にいたるまでの多岐にわたるブロック・パーツを徹底して軽量化した結果、
乾燥重量 1,495kg を達成し、2.23 kg/hp という驚異的なパワー ウエイト・レシオを実現しました。








1962年に『250GTO』、1984年に『288GTO』を発表しており、フェラーリにとってGTOとは特別な響きを持つネーミングなのです。
足回りには、2世代目のカーボンセラミックブレーキを装備。さらなる軽量化と性能向上が図られており、ローター径はフロント398mm、リア360mm。
100km/hから車両停止までの制動距離は、32.5mという強力なブレーキです。さらに、第2世代の磁性流体を使った電子制御可変ダンパー、「SCM2」や専用スプリング、大径リアスタビライザー、専用VDC、最新のF1トラクションコントロールを採用。







インテリアは、カーボン製パドルシフト、レザー&アルカンターラステアリング、バケットシート、カーボンパネルを装備。ルーフは、マットグレー塗装で仕上げています。







またこちらの車両はフェラーリ・クラシケ認定車両です!クラシケとはメーカーによるクラシック・モデルをサポートするプログラムで、そこにはその個体がオリジナルであることを認定する証明書の発行があります。

その内容はマラネッロのワークショップでのレストレーションやメンテナンスを始め、パーツの供給、そして個体がオリジナルであることを認定する証明書の発行です。このクラシケ認定は、マラネッロへ現車を持ち込むほか、各国の正規サービスネットワークから申請することができます。
日本からクラシケ認定を申請する場合は、正規サービスが窓口になります。基本的に生産されてから20年が経過した車両が対象になります。エンツォ・フェラーリ、ラ フェラーリや599GTO、SAアペルタ、スクーデリア・スパイダー16M等の限定モデルは年式に関係なく申請できる。また、フェラーリらしいモデルと言えば、歴代のF1マシンもクラシケ認定の対象とされていることです。整備、管理が行き届いている事の証明になるということですね。



フェラーリの歴史の中で非常に重要な足跡を残したモデルです!
非常に貴重な車両故、お早目のご検討をお勧めします!



またHPの在庫車情報ページにて詳細を掲載しています。






TEL:092-434-3301