2015年10月25日日曜日

Ferrari 612 Scaglietti 在庫情報

こんにちは!


本日も快晴です。最近はずーっと晴れていましたが、
週明けの火曜日には久しぶりの雨になりそうです。


中古車在庫 『612 Scaglietti』の価格を改定しました!


この車の名称は、1950年代から 60年代にかけてフェラーリの傑作ボディを構築した伝説的なモデナのカロッツェリア、「セルジオ・スカリエッティ」に敬意を表して名付けられました。

612スカリエッティはフェラーリの革新的テクノロジーとデザインを融合させた1台なのです。ドライバーを虜にする運動性を実現したこのFRベルリネッタは、また同時に4名の乗員にも快適な空間を提供するバランス感あふれるボディを持っています。

あらゆる道路条件で最高のドライブを演出しつつ、これまでの2+2カーの概念を大きく塗り替える贅沢な内装を誇る2ドア4シーター。それが612スカリエッティなのです。










外装:ルビーノ・ミカリッツァート
内装:クオイオ











ボディラインやカラーリングから上品で艶やかな印象を受けます。
グラマラスで、セクシーなボディーラインは日中の景色や夜のライトの映り込みが綺麗です。この612スカリエッティから登場した2つの新色のうちのひとつ、“ルビーノ・ミカリッツァート”が今回の在庫車です。
トスカーナの赤ワインのようにつややかなルビー・レッド。ミカリッツァートは雲母調メタリックのことです。
主張の強いフロント・エンドにくらべると、後ろ姿は抑制したエレガンスが特徴。左右フロントフェンダーが、優雅にリアまでうねります。前輪後部からドアに至るボディサイドの深い“えぐり”がスタイリング上の特徴で、これは映画監督ロベルト・ロッセリーニが女優イングリッド・バーグマンに贈った特別な375MMからの歴史的引用です。










後部座席もありますので、ご家族での快適なご利用も可能になっております。

お一人でドライブを楽しみ、その夜にはご家族とご一緒にディナーを楽しむ。。。そんなシチュエーションにも十分応えることが出来ます。612の魅力は懐が深いところですね。

愛車の活躍するシーンが増えると思います。








フェラーリらしさが漂うスパルタンなコックピットと4人がゆったり乗れるシートのインテリアは、少し硬めのレザーの質感や、ステッチのハンドメイド感がたまりません。アルミを多用したコクピットまわりです。ステアリング・パッド下部のボタンはF1をイメージしています。

また5年連続F1世界チャンピオンを誇るプラックがつきます。手縫いのレザーが惜しげなく使われたラグジュアリーな室内。対照的に、サイドシルに貼られたスカッフプレート、ダッシュパネルの一部、シフトパドル、空調ボタン、ペダル類、そして助手席の足もとにはアルミ素材が用いられ、スカリエッティのハイテクなボディ構造を暗示します。










4バルブ5748ccの65度V12は、マラネロ用のものにくらべて吸排気系統の見直しを受け、圧縮比が11.2対1に高められるなどして、540ps/7250rpmの最高出力と60kgm/5250rpmの最大トルクを発揮。V12でありながらリッターあたりの出力が90psをこえています。前身の456Mにくらべると出力で98psものアップ。バンク角65度の5748ccV型12気筒で、DOHC4バルブのヘッドメカニズムを持ちます。クランクケース、シリンダーヘッドとも軽合金製。専用のオイルラジエターを備えたドライサンプユニットです。
吸排気系のリファインと圧縮比を上げたことで、575Mを25ps上まわる540ps/7250rpmの最高出力を発生します。最大トルクは60.0kgm/5250rpm。吹け上がりも良くパワーも充分です。12気筒特有の厚みのあるエグゾーストノートもとても魅力的です。












組み合わされるのは6段MTと6段のF1ギア、つまりクラッチ・ペダル・レスの電子制御マニュアル・ギアボックス、F1マチックのシフト感もスムーズです。GTカーとしての直進性や、高速道路での安定感は最高です。前後進を切り替える小さなシフターの横には、「スノー」「オート」モードのスイッチがあります。

612に搭載されるF1ギアは、さらに進化した「F1A」ギアボックスと呼称され、贅沢な4人乗りグランド・ツアラーというクルマの性格にあわせて、オートマッチック・モード時のシフトがよりなめらかで自然になるようチューニングされたといいます。1速と2速のクラッチはトリプル・コーン化されています。(1)オート(2)オート・スポーツ(3)マニュアル(4)マニュアル・スポーツの4つあるシフト・モードのうち、(4)のマニュアル・スポーツをえらべば変速所要時間は最短でわずか200ミリ秒になります。
サスペンションは、アンチダイブ/スクワットのジオメトリーを採る4輪ダブルウィッシュボーン。アーム類は軽合金製です。アクティブダンパーを備え、ボディの「ロール」「ダイブ/スクワット」「バンプコントロール」を受け、わずか50ミリセカンドでダンピングを変化させます。スカリエッティのパワーユニットは、ショートストロークをフルにまわして、というより、やはり大排気量の圧倒的な迫力が醍醐味です。スロットルペダルを軽く踏むだけで怒濤の加速を見せ、そのうえで「まだまわるのか」と、ドライバーをおびやかします。612スカリエッティは、フェラーリとして初めて、各輪のブレーキを個別に制御するアンチスピンデバイス「CST」を備えました。前述の「ノーマル」「スポーツ」モードを切り替えることで手助けするプログラムも変更され、しかもボタンによってカットすることも可能です。













カバリーノランパンテのバッヂにふさわしい動力性能を得るため採られた方法が、1999年デビューの8気筒ベルリネッタ「360モデナ」で経験を積んだスペースフレーム構造です。アルミニウムの押し出し材をアルミの鋳造パーツで繋いで骨組みをつくり、やはりアルミのパネルを溶接とリベットで貼り付けることによってボディを構成します。

612の6は、5748ccのエンジンの排気量を切り上げて6リッターと見なしたものであり、12はもちろんフェラーリのオハコである12本のシリンダーを表します。

街中でも高速道路でも快適ですし、何よりもドライバーもパッセンジャーもフェラーリ特有の昂揚感と充実感が味わえる数少ない車だと思います。

アルミ化や前後重量配分と重心適正化などクールな知性による合理的エンジニアリングが際立ちますが、ホットなマグマを実は隠し持っています。なかなか出てこないモデルですのでこれを機にぜひ実物をご覧になってご検討ください!




HPストックリストに詳細情報をUPしております。

当ショールーム2Fに展示してあります。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!

また遠方の方はお気軽にお電話でお問い合わせ下さい。


TEL:092-434-3301